- 「Big4で勤務しながらUSCPAを目指すことにメリットはあるのか」
- 「そもそもBig4に勤務しながらUSCPAの勉強ができるのか」
このようなお悩みに、実際にBig4で働きながらUSCPAを目指しているNext Accountants(ネクアカ)のメンバーがお答えします。
USCPAの取得は異業種からBig4への転職の近道となっており、キャリアアップのために資格取得を目指す方が多くいます。
一方、資格が無い状態でBig4で勤務しながら、USCPAを取得する道もあります。
というわけで、今回はUSCPAがない状態でBig4へ入社・転職することのメリットをご紹介します。
今回の記事を読めば
- Big4に勤務しながら若手がUSCPAを目指すことのメリット
- USCPAを目指している人の社内での立ち位置
- Big4勤務だからこそ、USCPA早期合格を目指すことができる理由
などについて理解を深めることができます。
結論:USCPA合格前でも早めにBig4に転職して良かった
筆者はUSCPAを勉強中の状態でBig4へ転職しました(科目合格もなし)。
資格がない状態で転職したからこそ感じた、Big4勤務でUSCPAを目指すメリットとしては以下が挙げられます。
①同じ境遇の若手が多く、試験や勉強に関する悩み等を共有しやすい
Big4には、USCPAを目指す若手が少なくありません。
同じ境遇の若手と悩みや勉強方法などを共有することで、勉強のモチベーションを維持しやすくなります。
②上司も勉強経験がある人が多く、業務状況を考慮してもらいやすい
Big4の上司の中には、USCPAを取得している人が多くいます。
勉強の状況や悩みなどについて、理解してもらいやすく、業務に関してもサポートを受けやすいです。
また共通の話題として話を広げやすく、多くの人との関係性の構築に繋げられます。
人脈作りという観点では、資格取得前にBig4へ入社する方がメリットは大きいです。
③試験に関する情報を収集しやすい
同僚や上司から試験に関する情報を得ることができます。(受験者目線での情報が得られるため、役に立ちやすい)
それに加え、一部のBig4ではUSCPAの試験に関する情報や勉強方法などの情報を提供しています。
そのため、予備校などで得られるもの以上に、試験を受けるうえで実際に役に立つ情報を得やすい環境であると感じました。
④合格後のキャリアを描きやすい
会計関連の深い知識が求められるPJのアサインを決める際は、無資格者よりもUSCPA取得者が優先的にPJアサインされる傾向があります。
また資格取得の有無によって職階が変わるような契約も多くあります。
そのため、合格後に昇進や給与アップのチャンスが広がっていることをダイレクトに実感することができます。
⑤業務内容と勉強内容がリンクしやすい
Big4では、会計や監査などの業務を通して、USCPAの試験範囲の知識やスキルを身につけることができます。
そのため、勉強と仕事をリンクさせやすくモチベーションアップに繋がりやすいです。
まとめ:社内でUSPCA合格者&勉強仲間が見つかると合格率が上がる?
はっきり言って、USCPAは孤独に勉強するよりも、社内で勉強仲間を見つけて情報交換した方が合格率は上がると思います。
USCPA試験は、頑張れば働きながらでも突破できるコスパのいい試験なので、せっかく目指すのであれば少しでも合格率の上がる環境を整えるべきです。
そしてその土台になるのがBig4なのでは?と思います。
Big4にUSCPA合格前から在籍することのメリットについては、ネクアカのSpotify Podcastでも配信しています。
気になる方はぜひSpotifyにて「ネクアカ」と検索してみてくださいね!